自然に学べる事

2023/10/19

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昔は色々な習い事（習字、そろばん、ピアノ、バレエ、バレーボール、野球、サッカー、空手、バスケットボール、陸上等）をいくつかやったことのある子どもが多かった。それぞれに、集中力、感受性、礼節、身体能力などを心と体で五感を養う事が自然に身に付く環境があった。

現在は、内閣府の昨年の調査でも、全国の成人約２１００人のうち、６４％が「自分が子どもの頃と比べてスポーツや外遊びの環境が悪くなった」と感じている。

また、都会に住む子どもより、田舎に住む子どもの方が、元気に飛び回っているとは限らない。塾やテレビゲームは当たり前だし、学校まで自家用車で送迎してもらったり、スクールバスや自転車などにお世話になっている。肥満傾向にある子どもも多い。

「環境」というキーワードで考えたとき、ハード的な施設・設備・時間・経費、ソフト面でいう専門的分野の指導者、家族や地域の協力がとても重要である。

子どもにとって、一見それらは受け身的に思われるかもしれないが、子どもの頃の「環境」とは与えられるべきものであり、その中で体感することが後の心と体と脳の発達に非常に影響を与えるからである。

私たちSAVA SPORTS CLUBは、子どもから高齢者・障害者の有無などに関わらず、地域の方々がいつでも、どこでも、それぞれの能力・欲求などに合わせて、いろいろなスポーツ・健康づくりが専門的な指導のもと、生涯楽しむことができるような環境を創ることを目指し、総合型地域スポーツクラブを誕生させた。

現在、市内にある施設を利活用し、専門的指導者を持ち、スポーツのリスクと思われる障害・外傷に対して、スポーツ整形外科医・ＰＴ・トレーナー等によるスポーツメディカルサポートコースも充実させている。

今回は特に就学前の３～５歳及び10歳以下にスポットをあて、運動、スポーツの前段階である“遊び”を取り入れた『体力向上』・運動を好きにきっかけを目指すプログラムを考えている。

今回、SAVA SPORTS CLUBは地域や企業全体を巻き込む事で、より多くの子どもたちに、まずは体を動かす楽しさ、おもしろさを知ること、そして、スポーツに対する興味、チャレンジ精神、同じ目的を持った集まりの中での協調性などから、選ぶ力を会得し、自分というパーソナルの形成やコントロールに役立つことと思われる。